概況のご報告
平成24年3月期第3四半期の経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、東日本大震災による一時的な景気停滞からサ プライチェーンの復旧に伴って順調な回復を続けてきましたが、欧州債務問題の再燃、円高進展等の影響から回復のペースは大きく鈍化いたしました。特殊鋼の主要需要先である自動車および産機・IT関連需要に関しても概ね堅調な推移を続けてきたものの、海外景気の減速やタイ洪水影響を反映して弱含みの動きが見られております。
このような経営環境のもと当社グループにおきましては、需要動向が大きな変動を続ける中、柔 軟な生産対応を実施し、震災後の急激な減産や夏季の節電要請に応えるとともに秋口からの需要拡 大へも対応してまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループは、期初において震災による主要需要先の減産影響を受けたものの、その後の需要回復と各種の増産対応を進めたことから、昨年対比の生産・販売数量は増加いたしました。また売上高につきましては販売数量の増加と鉄スクラップ価格等を反映した販売価格の上昇により、前年同期比155億9,600万円増収の3,663億700万円とな り、経常利益につきましては前年同期比25億5,900万円減益の235億7,600万円、四半期純利益は159億5,100万円となりました。