環境設備
- 灰溶融システム
- 下水汚泥炭化処理
- ダストリサイクル
- トンネル用環境設備
- 高勾配電磁フィルタ
アーク式灰溶融システム
近年、ごみ焼却灰の埋め立て地の確保が難しくなっています。大同特殊鋼では、世界で初めて「アーク式溶融」による都市ごみ焼却灰溶融システム「DAP」を開発、ごみ焼却灰の減容化、安定化、再資源化を実現させました。
- 多数のごみ焼却工場で採用され、国内ではトップの実績を誇ります。
- 必要なエネルギーはごみを燃やすときの熱から得る電力を活用します。
- ごみ焼却灰をアーク式溶融炉で溶かし、砂状の水砕スラグにします。スラグは道路の路盤材やタイル・ブロックなどの材料に使われ、ごみの再資源化を図ることができます。
システムフローチャート
酸素バーナ火炎式灰溶融炉
酸素バーナ火炎式灰溶融システムは、ストーカ炉および、流動床炉の飛灰、主灰、あるいはRDF焼却灰など、粉体の溶融に最も適したシステムです。
- 灰を完全に溶融
灰は1,600℃以上の火炎中に吹き込まれることにより完全に溶融された後、炉底のプールを経て水砕されスラグとして連続的に排出されます。この過程でダイオキシン類は高率で分解されます。 - 低ランニングコスト
従来のバーナ溶融に比べ、半分以下の燃料原単位。ごみ発電のないプラントでも採用していただくことができます。 - 省スペース
火炎中での高効率処理のため、炉体は非常にコンパクト。設置スペースも最小限で、既設清掃工場での基幹整備にも最適です。 - 安定処理
アーク式灰溶融システムで培った混合溶融技術を高融点、高塩基度の飛灰を主対象とした燃焼式溶融技術に適用し、耐火物の長寿命化、適切な排ガス処理により安定した処理を実現しました。
システムフローチャート

下水汚泥炭化処理システム
下水道事業の進展に伴い、下水汚泥処理の形態は従来の埋め立て処分地を延命するための減量化から、再利用・資源化を第一とした方法へと転換してきています。
大同特殊鋼では、下水汚泥から炭(炭化製品)を造る技術を完成させました。
- 炭化製品は性質が木炭に近く、その利用用途は多岐にわたるため、汚泥の資源化を大いに促進できます。
- 外熱式ロータリキルン炭化炉の採用により、汚泥からの乾留ガスを自らの加熱源として再利用できます。
しかも安定した性状・形状をした炭化製品を製造することができます。
炭化製品の利用用途
園芸用資材
土壌改良材
融雪材
脱水助剤
脱臭材
コンポスト用資材
固形燃料 など
システムフローチャート
ダストリサイクル
INMETCOプロセス
- 米国INMETCO社が開発・実操業している方式で、金属粉末と還元材粉末を混練・造粒後、回転床炉を用いて直接還元し、還元鉄を製造する設備です。
- 高炉・転炉・電気炉ダストやミルスケール、スラッジなどを処理でき、環境保全、資源リサイクルに大きく貢献します。
DSM (Daido Special Recycling Process for Dust and Slag Melting)
- 電炉ダストと還元スラグを100%有用物に変え、廃棄するものは全く残りません。
- 産出する有用物は完全に無害化しており、全ての環境基準をクリアしています。
- 炉内での高温処理と強力な急冷機構により、ダイオキシンの99%以上を除去できます。
- 処理するダストとスラグの比率は自由に選択でき、これ以外の廃棄物についても処理可能です。
- ダスト造粒等の前処理が不要であるため、設備がシンプルでコンパクトです。
- 運転がしやすく、安定した操業が可能。ゼロエミッションを目指すオンサイト処理に最適です。
システムフローチャート
トンネル用環境設備
トンネルフィルタ
- トンネル内の車の排気ガスに含まれる塵(ちり)をフィルターに捕捉して除去する換気システムで、実績は国内ナンバーワンです。
- フィルタメディアは寿命が長く、また自動再生されるため、メンテナンスもほとんど必要ありません。
自動車トンネル用電気集じん機
- 排気ガス中の煤じんを帯電させ、集じん極板に静電気力により、高効率で吸引捕集する方式です。
- 電気集じん機は集じんユニット洗浄用の洗浄ノズルを有し、集じん制御盤からの指令により自動洗浄を行います。
高勾配電磁フィルタ
廃水中の磁性粒子を、磁気力を利用して分離・除去する水処理装置です。
凝集沈殿・砂ろ過に代わるシステムで、砂ろ過の10倍以上のろ過速度で処理できます。


