エチレンスーパーチューブ (Ethylene Super Tube)
エチレンプラント用高機能鋼管 EST
エチレンスーパーチューブはエチレンプラント用に開発された高機能鋼管です。鋼管の内側全面に高クロム、ニッケル合金を肉盛溶接することで管内部の浸炭や分解反応に伴うコーク(すす)の発生を抑制します。
- 特長
- 効果・機能
- 用途
- 沿革
特長
| 自己修復機能 | クロム酸化膜の再生・コークの発生抑制 |
|---|---|
| ダム効果 | 浸炭防止機能 |
| 生産性向上 | 自己修復機能により、コーク除去間隔を 2倍以上に長く することが可能 |
| 長寿命 | ダム効果により、管の寿命は従来管の 2~3倍まで延長可能 |
| コストパフォーマンス | 分解管の高温部分のみへの適用で充分な導入効果が得られ、プラントによっては半年での投資回収が可能です |
| Only one 商品 | 自社の独自技術で細径長尺管の内径全面に肉盛溶接します (内径 45mm~200mm、最大長さ 5m) |
| 自社製粉末により、溶接成分を最適にコントロールします | |
| 自社開発の検査技術により、溶接肉盛部分全面を品質保証します |
自社一貫生産プロセス
自社製金属粉末、PPW肉盛溶接技術、一貫生産プロセスを活用することでエチレンプラント以外の用途にも適用可能です。
自己修復機能・ダム効果

導入効果

コーク発生防止機能 データ
TMT上昇フラット化例(国内エタン炉)
圧損上昇抑制例(国内エタン炉)

エチレンプラント

分解炉管
- 肉盛溶接材質
耐浸炭 耐コーキング
45Cr-50Ni-1Mo - 導入実績
- 国内、北米、欧州、他 2000年~
その他適用例

GTL(Gas to Liquid)プラント用
-
シンガス(CO+H2)によるメタルダスティング対策
-
肉盛溶接材質 50Cr-50Ni
| 1970~ | |
|---|---|
1973 |
汎用プラズマ粉末溶接に当社独自技術を加え、エンジンバルブ用「PPWプロセス」商用化 |
| 1980~ | |
1987 |
油田用高耐食管開発のため、国家プロジェクトで管の内径PPW肉盛装置を開発 PPW1号機設置 |
| 1990~ | |
1998 |
シェルと共同で、内径PPW肉盛によるエチレン炉管開発を開始 |
1999 |
シェルの試験プラントなどで基礎データ採取最適な肉盛成分を決定(45Cr-50Ni-1Mo) |
| 2000~ | |
2000 |
国内A社 エチレンプラント(ナフサ炉)にて評価を開始 |
2002 |
オランダB社 エチレンプラント(ナフサ炉)にて評価を開始 ・AIChE出展 |
2004 |
国内A社 エチレンプラント(エタン炉)にて評価を開始 エタン炉におけるコーク抑制効果が大きいことを立証 |
2005 |
国内A社 ナフサ炉で5年間の使用後も、母管部分の浸炭「ゼロ」を確認 →「ダム効果」を実証 ・AIChE、NACE出展 |
2006 |
国内C社 エチレンプラント(エタン炉)にて評価を開始 国内A社同様、エタン炉でのコーク発生防止効果(自己修復機能)を立証 ・米国D社 エタン炉での評価を開始 ・米国E社・F社よりトライアル受注 |
2007 |
世界のエチレンメーカー大手各社にEST導入開始 ・AIChE、NACE出展 |
2009 |
国内、北米、欧州、他地域にて実炉稼働中 |
| AIChE:(米国化学協会エチレン部会)American Institute of Chemical Engineers NACE:(国際耐食学会)The National Association of Corrosion Engineers |
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