アサギマダラフォトコンテスト
渋川工場の「原種フジバカマ育成園」に、今年もアサギマダラがやって来ました。
初飛来は昨年より12日遅い10月7日で、10月15日まで優雅に舞い、花で吸蜜する姿を観察できました。
アサギマダラは秋に本州から南西諸島や台湾方面へ移動することで知られています。
途中のエネルギー補給に加え、とくにオスはフェロモン合成に必要な成分を得るために、フジバカマの仲間を好んで訪れます。
[アサギマダラフォトコンテスト]
飛来期間中、工場内の従業員からアサギマダラの写真を募集し、フォトコンテストを開催しました。
たくさんのすばらしい写真が寄せられ、自然の美しさを共有する機会となりました。



[フジバカマの管理作業]
開花の終盤から結実後(10月下旬~11月)に、株の消耗を防ぎ、翌春の芽出しをそろえる目的で、株元から約10〜15センチを残して刈り込みを行いました。
これは、種子の飛散による遺伝的撹乱を防ぐための対策でもあります。
来年も多くのアサギマダラが舞うことを願い、フジバカマの育成を続けます。

