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化学物質の排出低減

PRTRデータ

「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)*に従って、当社では一般社団法人日本鉄鋼連盟作成のマニュアルに基づき、化学物質の排出量および移動量を把握し、毎年行政への届け出を行っています。

環境リスクの大きい化学物質が大気・水・土壌などの環境中に排出されると、人類を含めた生態系に有害な影響を及ぼします。このような環境リスクを低減させるため、環境中への排出量と廃棄物としての移動量を把握して、化学物質の排出削減に努めています。

*PRTR制度

有害な化学物質が、どの発生源からどのくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたか、そのデータを把握し、集計し、公表する仕組み。事業者は年1回、行政機関に届け出ます。

PRTR

2016年度届出化学物質(排出量および移動量を届け出た化学物質)

単位:トン/年(ダイオキシン類のみmg-TEQ/年)

  政令番号 1 87 132 243 305 308
 
物質名
亜鉛の水溶性化合物
クロムおよび3価クロム化合物
コバルトおよびその化合物
ダイオキシン類
鉛化合物
ニッケル
排出量
1.大気
0
0.060
0.001
760
0
0
2.公共水域
2.3
0.11
0
1
0
0
移動量
所外リサイクル 所外最終埋立処分
0
600
5.5
0
53
0
  政令番号 309 321 374 412 453  
 
物質名
ニッケル化合物
バナジウム化合物
ふっ化水素およびその水溶性塩
マンガンおよびその化合物
モリブデンおよびその化合物

(ダイオキシン類除く)
排出量
1.大気
0.043
0
0
0.14
0.023
0.27
2.公共水域
1.50
0
43
8.7
1.4
57
移動量
所外リサイクル 所外最終埋立処分
99
37
0.69
1,400
56
2,300

ダイオキシン類排出の削減

当社は製鋼用電気炉(知多工場)から発生するダイオキシン類の削減をめざす日本鉄鋼連盟制定の自主管理計画に参画し、製鋼用電気炉のダイオキシン排出濃度は2002年12月から既設炉に適用されるようになった基準値≦5ng-TEQ/Nm3を大幅に下回って推移しています。

大気環境保全

大気汚染物質の主要なものは硫黄酸化物(SOx)と窒素酸化物(NOx)で、当社ではその排出量削減に努めています。SOxについては硫黄を含有していない天然ガスへの転換に努めた結果、星崎工場および渋川工場では全廃しました。知多工場においてもほぼ全廃となり、大幅に減少しました。NOxについては、燃焼改善に努めています。

硫黄酸化物の排出量推移

窒素酸化物の排出量推移

水質環境保全

熱作業を多く伴う鉄鋼生産では冷却水を大量に使用します。これを処理して繰り返し再利用し、工場外への排出を極力抑えており、水の循環率は各工場とも90%以上に達しています。工場から公共水域への排水は浄化処理の後、厳重に水質を監視しています。また近年増加しつつあるゲリラ豪雨への対応を主たる目的として、知多工場をはじめ各工場で雨水の一次貯留および処理能力の増強に取り組んでいます。水質測定データについては、所定の監督官庁に報告しています。

生物的酸素要求量と浮遊物質の推移(星崎工場)

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