分析試験設備紹介
物性測定装置:04-10--示差熱天秤(TG/DTA)、示差走査熱量測定装置(DSC)--
リガク製 サーモプラスEVOシリーズ
装置外観
(リガク社製 左:示差熱天秤TG-DTA 右:示差走査熱量測定装置DSC)
装置名
示差熱天秤(TG/DTA)
示差走査熱量測定装置(DSC)
原理
試料及び基準物質の温度を変化させながら、試料重量を測定し、同時に試料と基準物質との温度差を測定する。
試料及び基準物質の温度を変化させながら、試料と基準物質へ流入する熱流束の差を温度差で測定する。
用途
@熱による増量、減量により水分・有機分・灰分などの定量。
A加熱時における、分解・酸化・耐熱性などの評価。
@融点・ガラス転移点・結晶化度・結晶化温度・純度等の測定が可能。
A樹脂の分子量の差・組成の差・劣化度などの解析や熱硬化
挙動解析・結晶条件検討などが可能。
装置仕様
装置名
TG-DTA
DSC
温度範囲
室温〜1300℃
-130℃〜700℃
最大昇温速度
350℃/分
150℃/分
試料量
通常:数mg〜数十mg
(最大:1g)
通常:数mg〜数十mg
(最大容量:100μL)
雰囲気
大気・乾燥空気・不活性ガス(Ar,N
2
)
事例紹介
TG/DTA 事例1
油の劣化
TG/DTA 事例2
樹脂製品の劣化 T
DSC 事例1
エボキシ系接着剤の硬化挙動
DSC 事例2
ポリエチレンテレフタレート樹脂の加工による熱挙動の変化
株式会社大同分析リサーチ 〒457-8545 名古屋市南区大同町2丁目30番地 TEL052-611-9434 FAX052-611-9948