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2017年8月25日

大同特殊鋼株式会社

産業廃棄物処分場内での地下水汚染と対策の状況について

当社渋川工場の産業廃棄物を埋立処分している最終処分場(群馬県渋川市金井字大野)におきまして、処分場内の地下水からの六価クロム検出について一部新聞報道がありました。当該処分場は民間事業者が開設・運営するものですが、当社は排出事業者の責務と捉えて調査と対策に協力しております。報道機関等から問い合わせが寄せられていますので、本件の経緯と対策の現状を説明申し上げます。

1.最終処分場の概要

所在場所 : 
群馬県渋川市金井字大野2843番7、2843番27、2843番28
種類   : 
廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号)第7条第14号ハに定める
管理型産業廃棄物最終処分場
処理能力 : 
埋立面積 26,447m2、埋立容積 460,874m3
届出者  : 
小林製工運送(株)(群馬県渋川市、代表取締役 小林政貴)
届出時期 : 
1981年(昭和56年)2月6日届出、同年7月に運用開始

2.経緯

当社の渋川工場では、処分場の開設当初から、産業廃棄物の収集・運搬及び埋立処分を小林製工運送(株)に委託してまいりました。

2005年11月に処分場内の地下水監視用井戸の自主検査において六価クロムを検出しました。この結果を受け、小林製工運送(株)と当社は、群馬県に報告の上、揚水による地下水汚染の拡大防止に着手しました。

群馬県に適時報告しながら原因調査と対策立案を進めるさなか、2007年6月に処分場内の別の地下水監視用井戸で再度六価クロムを検出したため、小林製工運送(株)と当社は、群馬県に報告しながら抜本的な対策を決定し、現在その工事を進めております。

抜本的な対策は、処分場の汚染対策に専門性と実績のある企業の全面的なサポートを受け、処分場内の埋立場所を拡張し、埋立廃棄物の移動、高性能の遮水シートの敷設による完全対策を実施する計画と致しました。

これらは、法令に基づく群馬県との事前協議、変更許可等の正式な手続の下に進め、近隣自治会との工事協定も締結しています。また、廃棄物搬入を停止しています。

一連の対策は2011年8月に着工し、近隣住民の皆様のご要望に基づき住民見学会も実施しました。2014年には埋立廃棄物の移動が始まりましたので、露出した底盤土壌の不溶化、揚水井戸の増設と水質の監視強化を追加し、地下水汚染の拡大防止を徹底しております。工事は2022年に完了する予定です。

対策は順調に進んでいますが、本年(2017年)4月に処分場内の監視用井戸のひとつで六価クロム0.42mg/l(廃棄物処理法施行規則の地下水基準では0.05mg/l)を検出したため、小林製工運送(株)と当社は、群馬県に報告の上、指導を受けている状況にあります。その水質は、対策の効果により現在良化傾向にあります。今回、こうした状況の一部が報道されたものと考えております。

なお、処分場開設時に近隣住民の皆様とお約束した処分場外の下流側井戸の水質調査は、現在も継続しております。当該井戸から環境基準を上回る六価クロムが検出されたことはございません。

3.当社の対応

現在進めている土壌の不溶化処理と遮水シート敷設等は処分場土壌・地下水の汚染対策として効果が高い工法と専門家にも認知されており、これらを計画通りに完了すれば、懸念される地下水の水質悪化は完全に阻止できるものと考えております。それまでは揚水井戸打設による拡散防止と監視の強化によって、処分場内外での水質悪化の拡大防止を継続してまいります。

一方、調査や対策を進める過程で、近隣住民の皆様ならびに関係各位に対する説明が十分でなかったことは否めず、その点は大いに反省し、謹んでお詫び申し上げますとともに、今後のリスク・コミュニケーションの在り方を見直す所存です。

今後、群馬県及び渋川市のご指導、土壌浄化対策の専門家の支援の下、近隣住民の皆様のご要望をしっかり受け止めて、有効な対策措置の追加投入、情報の透明化、不安の解消に努め、引き続き地域の生活環境の安全確保に尽力する事をお約束申し上げます。

近隣住民の皆様ならびに関係各位のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

以 上

お問い合わせ

大同特殊鋼株式会社
総務部広報室 市原
TEL 052-963-7503
FAX 052-963-4386

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