CLV法は、真空中で溶解し、不活性ガスの中で吸引鋳造する方法です。
製造工程上の金属汚染を解消し、最良の材料特性が得られるため、高品質の特性を要求される精密鋳造品に適した方法です。
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真空容器に鋳型をセットします。
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アルゴンガスを溶解室に注入、上部鋳型室を真空に減圧して吸引鋳造します。
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製品が凝固後、アルゴンガスの注入、真空吸引を止めます。湯道の溶湯は炉に戻ります。
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製品を取り出します。湯道部は空洞で製品部のみが残っていますので、面倒な切断作業が不用です。