『湾曲型』と『垂直式丸形断面連続鋳造設備』の比較
〔従来の連続鋳造〕
〔垂直式丸型断面連続鋳造〕
湾曲型
垂直型
四角断面
丸型断面
【従来の連続鋳造】
●湾曲型
A
湾曲部分の内側と外側で、溶鋼にかかる圧力の強さに差が生じる。
B
鋳造部分に上下が出来るため、中を流れる溶鋼内で、比重の重い成分が下に沈み、成分偏析が生じる。
●四角断面
C
四隅から凝固してゆくため、固まり方にむらが出来やすい。
【垂直式丸型断面連続鋳造】
●垂直式
D
鋳造部分に上下がないため、圧力の差はなく、溶鋼内の成分偏析も極めて少ない状態で鋳造される。
●丸型断面
E
まんべんなく凝固してゆき、均一な固さになる。
◎
湾曲型に比べ、よりクリーンな鋼を実現!
・高品質が求められる高級鋼の生産に最適な鋳造設備。