日本の女優第1号。本名 小山貞

日本の女優第1号。本名 小山貞。
幼い頃に芸者置屋の養女となり、その後、売れっ子芸者に。当時、慶応義塾の学生であった桃介と偶然に出会い、お互いに好意をよせるも桃介の洋行を機に別々の道へと進む。明治27年(1894)には「オッペケペー節」で有名な川上音二郎と結婚。川上一座が興行のため渡ったアメリカ・サンフランシスコの公演で、女優として初めて舞台に立ちアメリカ各地で評判に。「マダム貞奴」として一躍有名になった。
音二郎の死後、女優を引退し、名古屋に居を構え、旧知の仲である福沢桃介の事業パートナーとして共に暮らす。

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