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概況のご報告

代表取締役社長 石黒武

2020年3月期 第1四半期の経営成績

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな景気回復となりましたが、輸出や生産に弱さがでてきました。また、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題など、不安定な世界情勢から先行きは不透明な状況で推移しました。

このような経済環境の中、特殊鋼の主要需要先である自動車産業につきましては、グローバルでの生産が微減となったことを受け、受注は前年同期比で減少しました。産業機械向け需要も減少基調となり、また半導体関連の分野では在庫調整も伴い、需要が大幅に減少しました。その結果、鋼材売上数量は前年同期比で減少しました。原料・資材関係では、鉄屑価格は国内需給の緩和により前年同期よりも安値で推移しましたが、エネルギーコストの増加、製鋼工程で使用する黒鉛電極等副資材価格が上昇し、コストアップとなりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高は前年同期比77億9百万円減収の1,277億21百万円、経常利益は前年同期比29億3百万円減益の65億27百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、固定資産売却益により前年同期比38億27百万円増益の94億88百万円となりました。

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