大同特殊鋼グループ経営理念
素材の可能性を追求し、
人と社会の未来を支え続けます
創業100周年を迎えた2016年、大同特殊鋼グループ経営理念として「素材の可能性を追求し、人と社会の未来を支え続けます」を制定しました。当社は、この経営理念を実現し、より「ありたい姿」になるために、これまで培った技術力、商品開発力、イノベーション力を活かした“ものづくり”で、豊かな未来社会を支える素材を提供し続けます。
そして「SDGs(持続可能な開発目標)」は、「誰一人取り残さない」をスローガンに、社会課題を解決し世界が「ありたい姿」になるための共通言語として、2015年9月に国連で採択されました。
当社は、特殊鋼をベースとした“ものづくり”で社会課題の解決に貢献し、SDGsが目指す持続可能な社会の実現へと共に進み続ける企業を目指すため、このたびマテリアリティの特定を行いました。
マテリアリティを明確にして取り組むことにより、当社の持続的な成長を実現するとともに、SDGsの達成に貢献していきたいと考えています。

大同特殊鋼のマテリアリティ | 主な取り組みと課題 | 関連するSDGs | |
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1
環境負荷低減と |
①気候変動への対応 |
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②廃棄物の削減 |
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③持続可能な天然資源の利用 |
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2
高効率な |
①エネルギー効率の改善 |
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②高品質な製品の安定供給 |
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3
安全・安心な |
①労働災害の撲滅 |
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②健康経営の推進 |
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③地域社会との共生 |
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4
多様な人材の |
①ダイバーシティの推進 |
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②人材の確保と育成 |
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事業活動の基盤となる重要な課題
- コーポレート・ガバナンスの強化
- コンプライアンスの徹底
- 人権の尊重
- サステナビリティ意識の強化
- 関連するSDGs



マテリアリティ特定プロセス
社会課題の抽出
SDGsのターゲットとGlobal Risk Report 2019のGlobal Riskを照らし合わせ、
重複する課題を除外したものに社会の関心が高い課題を加え、95の社会課題を抽出
ビジネス視点での評価
現在、中期、長期の時間軸に、当社ビジネスに対するリスクと機会の側面で重要度を評価
ステークホルダー視点での評価
事業分野ごとのステークホルダーが重要と考える課題とESG評価機関の評価項目との関連を評価
マテリアリティマトリクスの作成と特定
ビジネス評価、ステークホルダー評価を統合し、マテリアリティマトリクスを作成。
経営会議での2度の議論を経て、大同特殊鋼のマテリアリティを特定