循環型社会形成に向かって―
大同特殊鋼の環境マネジメント

事業の誇りを見つめなおす時・・・  北海道浜頓別町。この町にある日本最北の湖“クッチャロ湖”。その湖畔に、半世紀以上にわたって大切に見護ってきた美しい「大同の森」はある。
  そして、基本方針第3の柱「エココミュニケーション」が、北緯45度に位置するこの北の大地でも図られている。
  大同ではこの森を“クッチャロ 自然の森だいどう”と名づけ、自社のエコシンボルに掲げている。現在では地元の人々とも協力体制を整え、環境教育の場として活用するなどの具体的な活動を始めた。
「大同の森がある浜頓別町は、非常に豊かで美しい自然に囲まれた場所なんです。ただ、そのすばらしい自然も見慣れてしまうもの。地元の方々の声を伺ってみると、大同がこうして美しい自然を伝えていこうという活動を始めて、そこに参加することでいつの間にか忘れていた身近にある自然のすばらしさを再認識することができた…という意見が多かったですね。」
  自身も大同の森に足を運んだ内藤はそう語る。そして、大同の今後の環境への取り組みについて、重要なポイントはと問うと、この雄大な森の自然に例えて次のように答えた。
「大同の事業にもこの森と同じことが言えると思います。鉄のリサイクルを主軸とした社会に誇れる事業を行っているということ。それは、日々の事業活動の中で私たちにとって当たり前のことになってしまいがちですが、もう一度その自覚をしっかりと持って、その大同が社会に向けてできることは、すべきことはと考えていかなくてはならないと思います。」
  そう語る内藤の言葉には、一歩先の未来に不安を残した社会への“大いなる危機感”と、そうした中にあって大同だから成し遂げられる社会貢献への“熱い使命感”がともに静かに宿っているようであった。

 
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