化学物質の排出低減
化学物質管理
「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)*1に従って、当社では社団法人日本鉄鋼連盟作成のマニュアルに基づき、化学物質の排出量、移動量を把握し、毎年行政への届け出を行っています。
過去10年間にわたる当社の実績推移と2010年度単年の実績は下記に示す表及びグラフのとおりです。大気への排出量が課題となっていたジクロロメタンは、2007年度に全廃することができました。また、歩留改善およびリサイクルに取り組み、外への移動量の削減に努めています。
*1 さまざまな化学物質の環境中への排出量と、廃棄物としての移動量を工場ごとに届け出る制度
化学物質排出・移動量の推移


ダイオキシン類排出の削減
当社は製鋼用電気炉(知多工場)から発生するダイオキシン類の削減をめざす日本鉄鋼連盟制定の自主管理計画に参画し、製鋼用電気炉のダイオキシン排出濃度は2002年12月から既設炉に適用されるようになった基準値≦5ng-TEQ/Nm3を大幅に下回って推移しています。
大気環境保全
大気汚染物質の主要なものは硫黄酸化物(SOx)と窒素酸化物(NOx)で、当社ではその低減に努めています。SOxについては硫黄含有量の少ないタイプの石油燃料や天然ガスへの転換に努めた結果、排出量は1990年に比べて1/3以下に減少しました。NOxについては、燃焼改善、脱硝設備の導入で低減に努めています。

水質環境保全
熱作業を多く伴う鉄鋼生産では冷却水を大量に使用します。これを処理して繰り返し再利用し、工場外への排出を極力抑えており、水の循環率は星崎工場では95%にも達しています。排水は浄化処理の後、モニターで常時厳重に水質を監視しています。主要な測定データについては、所定の監督官庁に報告しています。



