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日星精工、高温用途で高耐久を実現する超耐熱ボルトを市場投入

大同特殊鋼株式会社(本社:名古屋市東区/社長:清水哲也)の完全子会社である日星精工株式会社(本社:名古屋市南区/社長:温品昌泰)は、大同特殊鋼製の耐熱合金を用いた「超耐熱六角ボルト」および「超耐熱六角穴付ボルト」を開発し、市場に投入、高機能ボルトのラインアップを拡充しました。ねじ・締結部品総合元卸問屋の由良産商株式会社(本社:大阪市西区/社長:由良泰雅)が、2026年4月から在庫販売を開始しています。

写真.超耐熱六角ボルトと超耐熱六角穴付ボルト

本製品は大同特殊鋼のオリジナル開発鋼種である析出硬化型オーステナイト系耐熱合金「DSA3015」を採用。600℃環境下での疲労寿命は、代表的な耐熱ステンレス鋼SUH660と比べて300倍以上と高い耐久性を有しているため、高温下での高い信頼性が求められる用途に適しており、今後、火力発電や原子力発電のタービンや化学プラント、半導体製造装置、航空・宇宙といった分野をはじめ、幅広い需要が期待できます。
製品径は6~12mm、長さは12~60mmで、全ねじと半ねじを取り扱っており、今後、需要に応じてサイズバリュエーションを順次拡大していく方針です。由良産商が在庫販売体制を整えており、小ロット・短納期で提供します。
日星精工は約3年前から本製品の量産化を見据えた開発を進めてきました。機械設備の高出力化を背景に耐熱部品の需要が高まる中、新規需要の掘り起こしと採用拡大を目指します。本製品は2026年4月8日~10日にポートメッセなごやで開催された「ものづくりワールド名古屋」の由良産商ブースで初めて披露されました。

図.高サイクル高温疲労試験データ
(材料の高温環境下での疲労特性を評価するために繰り返し負荷を加え、破断に至るまでの限界を調べる試験)

参考

以上