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日本金属学会の第67回(2025年度)技術賞を受賞

大同特殊鋼株式会社技術開発研究所長の植田茂紀は、「産業機器の環境改善に貢献する耐熱材料の開発」が認められ、公益社団法人日本金属学会の第67回(2025年度)技術賞を受賞しました。技術賞は、「金属およびその関連材料に関する工業技術の進歩発展に貢献した者」に贈られる賞で、受賞年度の4月1日時点で46歳以上、かつ民間企業に勤務する研究者が対象です。

今回の受賞では、植田氏が開発した自動車エンジンの排気バルブ用耐熱合金やターボチャージャー用耐熱材料をはじめとした、多くの産業機器向け耐熱材料の開発が、金属材料工学分野において実用的・工業的な意義を持ち、産業技術の革新に顕著な貢献をしたと評価されました。
特に、高硬度・高耐食ニッケル合金「DSA760」は、タンカーなどの大型船舶のエンジンバルブに採用されています。船舶に対する環境規制の厳格化に伴ってエンジンの燃焼温度が上昇し、従来材のバルブでは対応が難しくなる中で、高温環境下での耐食性に優れるDSA760が、その性能を発揮しています。

写真.DSA760 製の大型船舶用エンジンバルブ

当社は今後も、材料開発を通じて素材の可能性を追求することで高機能特殊鋼を極め、人と社会の未来を支え続けます。

以上