文字のサイズ

JFEスチール株式会社 東日本製鉄所(千葉地区)向けに受注した 電気炉「STARQ」が竣工
~製鋼工程のCO2排出量削減に貢献~

大同特殊鋼株式会社(社長:清水 哲也/本社:名古屋市東区/以下、当社)は、JFEスチール株式会社(社長:広瀬 政之/本社:東京都千代田区/以下、JFEスチール)から受注していた同社東日本製鉄所(千葉地区)第4製鋼工場の電気炉について納入を完了し、4月28日に執り行われた竣工式に参列しました。(*1)

JFEスチールでは、東日本製鉄所(千葉地区)第4製鋼工場においてステンレス鋼の製造を行っており、高炉からの溶銑と自所発生スクラップ、およびクロム鉱石やクロム含有ダストを主な原料とした製鋼プロセスを採用していますが、製鋼プロセスにおけるCO2排出量削減のためには、さらなるスクラップの利用量拡大が有効であるとして、電気炉を導入しました。(*2、3)
当社はJFEスチールが発表した電気炉の導入計画に対して、投入する原料の種類や形状に制約がなく、ステンレス鋼などの高級鋼の製造に最適な電気炉であるSTARQ(*4)を提案したところ、生産能力と設置スペースの両立に加えて、当社自身による10年に及ぶ操業実績や高いCO2排出量削減性能が評価を得て、導入に至りました。
当社は1916年の創業時より電気炉を自社製造しており、機械事業部発足以降の納入実績は241基、今般のJFEスチール第4製鋼工場電気炉は242基目にあたります。
また、今般JFEスチールへ納入するSTARQが、2013年に当社知多工場(愛知県東海市)に導入した第1号機から数えて4基目にあたります。
本件にあたっては、2023年10月の受注以降、設計・製作に加え、当社知多工場で稼働する電気炉を視察いただくなど、プロジェクト成功に向けた取り組みを進めてきました。

炉体旋回式電気炉(商品名:STARQ=スターク)の概要

炉容量 70トン/ch
溶解能力 約30万トン/年
稼働時期 2026年4月29日
CO2排出削減量 最大約45万トン/年

納入した第4製鋼電気炉建屋外観

挨拶する当社機械事業部鉄鋼設備部長・堀

当社は、社会のカーボンニュートラル実現に向けて、省エネ性能やCO2排出量削減性能をもつ工業炉製品を拡販することで、2030年度には機械事業部単体の売上高を2022年度比およそ3倍の300億円とすることを目標にしています。当社は、今後も特殊鋼メーカーとしての経験と実績に加えて、エンジニアリングの技術集団としての創造力とひらめきで、低炭素社会と循環型社会の実現に貢献し、誰もが住みよい持続可能な社会づくりをリードしていきます。

*1)2026年4月30日付け JFEスチール株式会社プレスリリース
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2026/04/260430.html

*2)2023年5月8日付け JFEスチール株式会社プレスリリース
https://www.jfe-steel.co.jp/release/2023/05/230508-1.html

*3)2023年11月15日付け 当社プレスリリース
https://www.daido.co.jp/about/release/2023/231115_electric.html

*4)当社WebサイトSTARQ紹介ページ
http://153.120.92.226/products/machinery/lineup/melt/starq.html