当社では、グループ全社を統括する環境マネジメントシステムの構築と実践を行っています。
当社では業界に先駆けて1996年より順次ISO14001の認証取得を開始し、1999年に全製造工場が取得を完了、2006年にはグループ内全製造会社の取得が完了しました。
このマネジメントシステムの円滑かつ継続的運用のため、環境方針・行動目標・計画が確実に実施されるようPDCAサイクルを徹底して行っています。
【PDCAサイクル】
Plan | (計画) | 実績や予測を基に計画を作成する。 |
Do | (実行) | 計画に沿って業務を行う。 |
Check | (点検・評価) | 業務の実施が計画に沿っているか確認する。 |
Action | (処置・改善) | 計画に沿えなかった部分を洗い出し処置・改善をする。 |
環境マネジメントサイクル

環境およびエネルギーマネジメント推進体制
当社では、年2回の環境委員会及びエネルギー委員会を開催し、各分野の課題や対応方針を検討し全社的な取り組みを決定しています。これを受けて環境部と技術企画部は全社の環境・エネルギー担当者を招集し全社の取り組みの円滑な推進を図っています。
また、グループ会社に対しても年1回の環境連絡会議を開催し、大同グループ内外の取り組みについての情報共有とリスクコミュニケーションの場としています。加えて環境巡視などにより、現地現物で、取り組み状況の進捗確認を実施しています。

環境重点設備点検
星崎工場では、環境への影響度が懸念される設備を指定し、各設備を毎月重点的に点検する環境重点設備点検を実行しています。副工場長、公害防止管理者、設備担当者で構成されたチームが、設備の個別点検、計測器の動作確認、緊急時のシミュレーション等を実施して、環境に影響する重大事態の発生を未然に防止できるよう努めています。
特別環境巡視
知多工場では、日々の環境パトロールのフィードバックから重点的に点検する環境項目を定め、場内を4つのエリアに区分して、工場幹部全員、更に労働組合、構内協力会社幹部および環境担当部門で構成されたチームで月1回の特別環境巡視を行い、現地現物で環境情報を吸い上げ、環境に影響する事態の未然防止に努めています。
環境教育
社内では、研修システムや定期的な環境意識向上運動、更には外部から専門家を招いての環境学習など、さまざまな方策によって常に環境意識の向上を図っています。また、環境モデルを設定し、エコ運動を支援するなど一般向けの環境保全・自然愛護の啓発にも取り組んでいます。