酸素バーナ火炎式灰溶融システムは、ストーカ炉および、流動床炉の飛灰、主灰、あるいはRDF焼却灰など、粉体の溶融に最も適したシステムです。
特長
灰を完全に溶融
灰は1,600℃以上の火炎中に吹き込まれることにより完全に溶融された後、炉底のプールを経て水砕されスラグとして連続的に排出されます。この過程でダイオキシン類は高率で分解されます。
低ランニングコスト
従来のバーナ溶融に比べ、半分以下の燃料原単位。ごみ発電のないプラントでも採用していただくことができます。
省スペース
火炎中での高効率処理のため、炉体は非常にコンパクト。設置スペースも最小限で、既設清掃工場での基幹整備にも最適です。
安定処理
アーク式灰溶融システムで培った混合溶融技術を高融点、高塩基度の飛灰を主対象とした燃焼式溶融技術に適用し、耐火物の長寿命化、適切な排ガス処理により安定した処理を実現しました。